2008年 11月 19日
les herbs medicinales MANIAQUE |
最近やっとフランス語をコトバとして理解するようになってきたので
les plantes medicinales du marocという本を片手に
かたっぱしからハーブを試みています。
モロッコ人に聞けば、身体を温める。とか胃に好い。とか
なんとなくみんな知ってるんだけど
専門書にはもっともっと効能が綴られているのでおもしろい。
モロッコのハーブはフレッシュと乾燥のどちらもスーク(市場)で手に入るので
ものすごい甘いミントティーが有名だけど、同じように
お茶(中国産のガンパウダー)にブレンドして飲むのが一般的。
折角フレッシュなハーブがこれだけ贅沢に手に入るのに
ものすごく甘くしないとまずいガンパウダーに混ぜるなんてもったいない。
だけど煎じて飲むだけでは物足りない。ということで試行錯誤中。
たとえば1ページめのAbsinthe (モロッコ名 chiba)
身体を温めるので今の時期に好まれます。
煎じて使用できるのは葉と花の先端。
毒性と服用の注意:
(知らない単語ばっかりだったから飛ばして読んでたんだけど、辞書ひきながら
いちいちぞっとした!)
過剰摂取はひきつけや痙攣、発作、辞書にはのってなかったけどとにかく危機。
みたいなことが書いてある。そのまま食べるのはやめとこ。
特性:虫下し/月経促進/解熱/胆汁分泌促進
鎮痛:葉っぱを指の間にはさんで温めながらぺちゃんこにつぶし、湿布する。
(何処も痛くないので試せない。。)
風邪:1日2回、乾燥した葉っぱのパウダー1gをはちみつに加えて摂る。
(パウダーにすべく乾燥中。)
虫除け:乾燥させた枝を布団や箪笥、絨毯などに置くとノミ、ダニ、蚊避けになる(採用!)
体重増量:花と乾燥した葉5gを沸騰させた1Lのお湯で10分煎じ、1日2回食前に
グラス1杯飲む。(むしろ減量したいくらいなので却下。)
車酔い:花15gを沸騰した1Lのお湯に10分煎じ、旅行の前にグラス2杯飲む。
(酔わないから試せないなあ。)
腸の虫下し(回虫・ギョウ虫):花5gを1Lの沸騰したお湯に10分煎じたものを
1ヶ月に3日、朝すきっぱらの状態でグラス1杯飲むのを3ヶ月間続ける。
(・・・・・・・・)
脂っこい手を洗う(直訳ですみません・笑):花50gを1ℓの水に入れて10分湧かし手を洗う。(手のひらはさらさらでーす。)
虫刺され(ミツバチ、スズメバチ等):まず蜂の針を取り除き、刺されたところに
つぶした葉を塗る。
(人が刺されたら試してみたいけど、自分が刺されたらつぶしてられないかも。)
傷・切り傷・擦り傷:absinthe10gを1ℓの沸騰したお湯で10分煎じたもので傷口を洗う。(常備薬として保存できたらいいんだけどな。)
生理機能不全の患者(どう意訳しろっていうの!)・生理痛:花5gを1ℓの沸騰した
お湯で5分間煎じたものをヨテイの一週間前より飲む。
(針治療のお陰で薬飲まくてもダイジョウブになったんだけど、これも好いなら
やってみよ。)
初めて本気でフランス語の辞書ひいてみて、直訳しかできない自分の語学不能力には
驚いたけど、知りたいことの内容がわかるって楽しい。
しゃべれないのに、腸の虫下し。とかいう単語を知ってるあたしってどうなの・笑
初めて一人でアメリカに行ったとき、ぜんぜん英語が解らないあたしと
まったく日本語のわからないアメリカ人で旅をして唯一はっきりとした会話を
思い出した。
あるとき「ゲリ。」っていったんだよね・笑。
どうしてそんな一単語!って思うより先に意味が分かってほっとしたんだけど。
bouquet
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les plantes medicinales du marocという本を片手に
かたっぱしからハーブを試みています。
モロッコ人に聞けば、身体を温める。とか胃に好い。とか
なんとなくみんな知ってるんだけど
専門書にはもっともっと効能が綴られているのでおもしろい。
モロッコのハーブはフレッシュと乾燥のどちらもスーク(市場)で手に入るので
ものすごい甘いミントティーが有名だけど、同じように
お茶(中国産のガンパウダー)にブレンドして飲むのが一般的。
折角フレッシュなハーブがこれだけ贅沢に手に入るのに
ものすごく甘くしないとまずいガンパウダーに混ぜるなんてもったいない。
だけど煎じて飲むだけでは物足りない。ということで試行錯誤中。
たとえば1ページめのAbsinthe (モロッコ名 chiba)
身体を温めるので今の時期に好まれます。
煎じて使用できるのは葉と花の先端。
毒性と服用の注意:
(知らない単語ばっかりだったから飛ばして読んでたんだけど、辞書ひきながら
いちいちぞっとした!)
過剰摂取はひきつけや痙攣、発作、辞書にはのってなかったけどとにかく危機。
みたいなことが書いてある。そのまま食べるのはやめとこ。
特性:虫下し/月経促進/解熱/胆汁分泌促進
鎮痛:葉っぱを指の間にはさんで温めながらぺちゃんこにつぶし、湿布する。
(何処も痛くないので試せない。。)
風邪:1日2回、乾燥した葉っぱのパウダー1gをはちみつに加えて摂る。
(パウダーにすべく乾燥中。)
虫除け:乾燥させた枝を布団や箪笥、絨毯などに置くとノミ、ダニ、蚊避けになる(採用!)
体重増量:花と乾燥した葉5gを沸騰させた1Lのお湯で10分煎じ、1日2回食前に
グラス1杯飲む。(むしろ減量したいくらいなので却下。)
車酔い:花15gを沸騰した1Lのお湯に10分煎じ、旅行の前にグラス2杯飲む。
(酔わないから試せないなあ。)
腸の虫下し(回虫・ギョウ虫):花5gを1Lの沸騰したお湯に10分煎じたものを
1ヶ月に3日、朝すきっぱらの状態でグラス1杯飲むのを3ヶ月間続ける。
(・・・・・・・・)
脂っこい手を洗う(直訳ですみません・笑):花50gを1ℓの水に入れて10分湧かし手を洗う。(手のひらはさらさらでーす。)
虫刺され(ミツバチ、スズメバチ等):まず蜂の針を取り除き、刺されたところに
つぶした葉を塗る。
(人が刺されたら試してみたいけど、自分が刺されたらつぶしてられないかも。)
傷・切り傷・擦り傷:absinthe10gを1ℓの沸騰したお湯で10分煎じたもので傷口を洗う。(常備薬として保存できたらいいんだけどな。)
生理機能不全の患者(どう意訳しろっていうの!)・生理痛:花5gを1ℓの沸騰した
お湯で5分間煎じたものをヨテイの一週間前より飲む。
(針治療のお陰で薬飲まくてもダイジョウブになったんだけど、これも好いなら
やってみよ。)
初めて本気でフランス語の辞書ひいてみて、直訳しかできない自分の語学不能力には
驚いたけど、知りたいことの内容がわかるって楽しい。
しゃべれないのに、腸の虫下し。とかいう単語を知ってるあたしってどうなの・笑
初めて一人でアメリカに行ったとき、ぜんぜん英語が解らないあたしと
まったく日本語のわからないアメリカ人で旅をして唯一はっきりとした会話を
思い出した。
あるとき「ゲリ。」っていったんだよね・笑。
どうしてそんな一単語!って思うより先に意味が分かってほっとしたんだけど。
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by la_medina
| 2008-11-19 20:32
| 暮らしのひとこま